母の抗がん剤治療

ひだまりや整体師の鈴木です。
昨年の10月、母がガンの手術を受けました。
大腸ガンです。
ステージⅢ。
転移があるかないかが問題でした。
大腸ガンの手術自体は何事もなく終わりました。
しかも母はもともと体力があるほうなので
すぐに退院することができました。
お医者さんに「うちの病院の退院最短記録ですよ!」
と言われてました(笑)
かなり大きな病院なので、相当早いほうなのでしょう。
さて、問題は転移です。
後日病理検査があり、結果が出ました。
結果は転移なし。(!)
とりあえず家族一同ホッとしました。
ところがここからが問題、、
抗がん剤をやることに
手術は無事終了、転移もなし、
なのに「抗がん剤をやりましょう」
と医師に勧められました。
正直、僕は反対でしたが
母はやることに決めていました。
「今後、ガンの再発が5%程度減る」
というのが抗がん剤をやる理由。
「いや、5%なんて生活習慣で気をつけろよ」
とも思いましたが、、^^;
そして抗がん剤治療が始まり、、。
案の定、だるさ、味覚障害、手足のしびれなど
抗がん剤の副作用が母を襲いました。
「味覚障害って抗がん剤が終われば治るんですか?」
と母が医師に聞くと
「数か月で戻る方もいれば、一生治らない方もいます」
という回答。
なんともいえない絶望感。
それでもなんとか半年間続けました。
抗がん剤終了後
徐々に母の体調は治ってきました。
数か月で味覚もだいたい戻りました。
ただ、手足のしびれは1年経った今でも残っています。
結果論かもしれませんが、
抗がん剤をやって
健康を奪われ、
仕事を奪われ、
手足のしびれが残り、
一般家庭には安くない治療費がかかり、、
何も良いことがありませんでした。
「もう二度と抗がん剤はやらないわ」
と母は言っています。
本音だと思います。
でも、過去にタイムスリップして
僕が母をいくら説得しても
絶対に医師の言う通りに抗がん剤を受けるでしょう(笑)
そりゃ子供よりお医者さんの言うこと聞きますよね^^
個人的な話で恐縮ですが
盲目的に医師の言うとおりに抗がん剤をやるのは
リスクがありますので
よーく考えてからやってくださいね。
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