血管寿命を延ばすための食事「青魚、卵、甘いもの」

こんにちは、巣鴨のひだまりやです。
この記事では「血管寿命を延ばすための食事」をお伝えします。
私たちの身体には隅々まで血管が通って栄養を運び、老廃物を回収しています。
この血管が悪くなってしまうと、動脈硬化や糖尿病などいわゆる「生活習慣病」に繋がっていきます。
血管の健康=身体の健康
と言っても過言ではないくらいです。
では、どうしたら血管の健康を保つことができるのでしょうか。
私たちの身体は食べたものでできています。
食事を気をつけることが血管の健康を保つことにつながります。
魚を食べるなら青魚と鮭。干物より缶詰を利用
魚介類は必須アミノ酸をバランス良く含むたんぱく源です。
旬の魚介を意識して食べるのも勿論ですが、中でも青魚を意識して食べてください。
イワシ、サバ、サンマといった青魚は比較的安値で手に入りやすいうえに血管と血液を守るEPAという健康成分が豊富に含まれています。
このEPAは加工しても失われにくいので、鮮魚が手に入りづらい場合は缶詰でも構いません。
EPAは青魚以外にもマグロのトロと鮭にも含まれています。
トロは高価かもしれませんが、鮭は手に入りやすいと思いますので意識して摂るとよいでしょう。
そして鮭には抗酸化作用で動脈硬化を防ぐ働きをもつ色素アスタキサンチン、ビタミンDも多く含まれています。
卵は完全栄養食品。一日2個食べても平気
卵は一個で7g程度のたんぱく質が摂れます。
たんぱく質以外にもビタミンやミネラルをバランス良く含むため「完全栄養食品」と呼ばれるほど栄養価の高い食品です。
卵というとコレステロールが気になる方もいらっしゃるかもしれません。
確かに卵はコレステロールが多い食品ですが、普通の人は卵を何個食べても血中のコレステロール値は上がりません。
コレステロールの80%は体内で合成されており、食事から取り入れたコレステロールで血液中のコレステロール値が大きく変化することはありません。
そのため現在では食事摂取基準でコレステロールの上限値は撤廃されています。
食事のコレステロール摂取に注意しなければいけないのは遺伝子の異常で生まれつきLDLコレステロール値が上がりやすい人です。
これは血液検査でコレステロール値を調べればわかります。
甘いものを食べるなら食後のデザートとして食べよう
甘いものは糖質をたくさん含んでおり、血糖値を上げます。
でも甘いものが「心の栄養」という方も多いのでは?
そういう方にとって、全く食べないのはストレスになってしまいます。
そのため少量口にするのは問題ありません。
そのときは間食のタイミングより食後のデザートで食べるようにしましょう。
そうすれば血糖値の乱高下で血管に負担をかけることが避けられます。
午前10時や午後3時のような食間に小腹が空いて間食したくなるのは食後に上昇した血糖値が下がり始めるからです。
そこを乗り越えるとまた血糖値は安定して空腹を感じにくくなります。
ですが、この誘惑に負けて空腹で甘いものを食べてしまうと糖質が吸収されて血糖値が一気に上がります。
そうすると上がった血糖値を下げようとする身体の作用がおこるため血管にも負担がかかってしまいます。
食後のデザートで甘いものを食べるのであれば、それまでの食事ですでに血糖値は上がっていますので、そこに甘いものを多少食べてもそれによって血糖値の急な乱高下はありません。
3つのことを挙げましたが無理なく続けられる血管に負担のかからない食事方法はまだありますので、またお伝えしていきますね。
血管は身体の隅々まで栄養を運ぶ道路です。きれいな道路で身体の健康を保ちましょう。
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