湿気の季節はダニアレルギーに注意しましょう

こんにちは、巣鴨のひだまりやです。
6月に梅雨が明けたのは初めてのようですね!
「え、もう終わり?」という感じです^^;
しかし、もともと日本の夏は湿気もありますからね。
今年もジメジメした夏は続きそうです。
ダニの繁殖に注意
夏は湿気が高いので、特に寝具は使用頻度も高く、使用時間も長くダニが繁殖しやすいものでもあるので注意が必要です。
ダニはアレルギーの原因にもなって、アレルギー性鼻炎の原因になったり、そのほかのアレルギー症状も悪化させてしまう可能性もあるのです。
もともとアレルギー性鼻炎の症状がある方は就寝中症状が悪化するという方がいらっしゃいます。理由としては・・・
体のしくみで粘膜が腫れやすいから
体の働きは自律神経によって調節されています。
自律神経には活動に適した状態にする交感神経とリラックスさせる副交感神経の2つがあります。
夜間は副交感神経の働きが強まり末梢血管が広がりやすくなります。
鼻粘膜にも血液がたまりやすくなり、腫れて鼻づまりを起こしたり鼻血を出したりしやすくなります。
寝具がダニの温床になりやすいから
布団や枕など寝具の中はダニが多くアレルゲン(アレルギーを引き起こす物質)の温床になっていることがあります。
大量のアレルゲンを吸い込むとアレルギー反応が起きやすくなります。
~朝、起き抜けがいちばん辛い鼻炎もあります~
「夜より朝のほうが辛い」「起床直後にくしゃみや鼻水が止まらない」ということがあります。
これは「モーニングアタック」という現象です。
朝、副交感神経から交感神経に切り替わる瞬間に鼻粘膜はもっとも過敏な状態になりやすいこと。
起きて活動を始めることで舞い上がるアレルゲンなどが刺激になり、強い症状が現れるのではないかと考えられています。
アレルゲンをためないための寝具の対策
寝具の手入れとしてまず思い浮かぶのは「布団を干す」ことでしょう。
天日干しは湿気を取るのに有効ですが、それだけでダニは減りません。
ダニを熱で死滅させるには50℃で20分以上の時間が必要といわれています。
また、取り込む前に布団を強くたたくとダニの死骸が舞い散りかえってアレルゲンを増やすことに繋がります。
寝具の素材に気を使う
羽毛、ウールなど動物性の素材はダニが繁殖しやすいので使うなら必ず防ダニカバーをかけましょう。
中綿がポリエステルのもの、綿のタオルケットなど丸洗いできる素材のものを選んでこまめに洗濯するのも効果的です。
防ダニカバーを使う
最近は良い防ダニカバーもでてきています。
非常に細かい繊維を高密度で織りあげたもので布団や枕の中に潜むダニはもちろん、ダニの排泄物も通さない作りになっています。
梅雨の時期ですし、毎日・・・とはいきませんが、干せるときはしっかり布団を干してアレルギーを防ぎましょう。
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