水の飲みすぎは健康に逆効果!「水毒」に気を付けよう

こんにちは、ひだまりや巣鴨店です。
今日は「お水」の話です。
お酒やジュース、コーヒーの 飲みすぎが体によくないことは誰でも知っていますよね。
でもそれがただの水ならどうでしょうか?なんとなく「水をよく飲むのは健康にいい」というイメージがありませんか??
「水をこまめに飲みましょう」とか「ダイエットには水を飲みましょう」という書籍も販売されており、「水を飲む」=「健康によい」というイメージに一役かっています。
もちろん全く飲まないのはよくないですが、何事もほどほどが一番です。
水も飲みすぎてしまえば体を冷やす毒になります。
飲みすぎの健康被害「水毒」
東洋医学には「水毒」という言葉もあるくらいで、水を飲みすぎたことでの健康被害は昔から認識されていたということです。
「水毒」とは体内に水分がたまり、十分に排出されないことによっておこる様々な症状の総称です。
たとえば、冷え、めまい、疲労感、むくみなどが水毒による症状とされています。
代謝の悪い人が水分を取りすぎるとその水分が細胞の中に取り込まれず、「水毒」になってしまうのです。
一日に必用とする水分の量は暮らす環境によっても変わってきます。
肉体労働に就いている人はたくさん汗をかきますからその分水分も多めにとる必要があります。
暑い地域に暮らす人も汗をかきますから水分はこまめにとったほうがいいでしょう。
ただ、ふだん運動不足の人が「健康や美容にいいから」と水分を大量に摂っていると必要以上に水分をとることになり、「水毒」になりやすいのです。
日本の場合は湿度が高い気候なので、乾燥している地域よりも水分が外に排出されづらく、その意味でも摂った水分が水毒にかわりやすい環境にあるといえます。
「むくみ」や「低体温」につながる
水毒の代表的な症状の一つは先に書いた「むくみ」です。
必要以上にとりすぎた水分が排出されず「むくみ」として出てきてしまいます。
美容にいいから水分をたくさん摂らなければと水を飲む行為はさらにむくみを加速させてしまう原因になりかねません。
そして、水分はとればとるほど体を冷やしますから冷え性や低体温も加速させてしまうという悪循環が生まれます。
成人が一日に必要な水分量は飲料水ではだいたい800~1300ml程度です。
運動も何もしないのに一日2リットルの水を飲む、などはかなり水を多く摂りすぎている状態なので控えるようにしましょう。
何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」です。
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